Raspberry piを買ってみた。
Raspberry piというのは、名刺サイズの基盤のみのコンピュータ。
小さい基盤の上に、USB×2 LAN HDMI 音声出力などが乗っかっていて、
HDDの代わりにSDカードを使う。
OSはDebian系のRaspbianや、Arch Linuxなどが使える。
LANもUSBも使えて、Linux系のOSで動く。
電子工作が全くわからなくても、工夫次第で何でもできる便利ツールだ。
OSインストールをしてみる。
最初に起動する前に、SDカードにOSをインストールしなきゃいけない。
http://www.raspberrypi.org/downloads
OSを自由に切り替えられるNOOBSというものもあったけれど、
まずはスタンダードにRaspbianを入れてみよう。
入れるためにはパソコンが必要。
ここではLinuxでRaspbianを入れてみる。
まず、SDカードをリーダーに差し込む。
するとだいたいは自動的にマウントされるだろう。
df -h
まずはdfコマンドでSDカードの場所を確認
僕の場合は/dev/sdc1という名前で認識されていた。
とりあえずこれはアンマウント
sudo umount /dev/sdc1
次に、RaspbianをDLしてきて、解凍する。
解凍したら、そのイメージファイルがある場所に移動して、以下のようにddコマンドを実行する
sudo dd if=raspbian.img of=/dev/sdc bs=1M
ifの方にはDLしてきたOSのイメージファイル。
ofの方には、SDカードを場所を示す。
先ほどdfコマンドで表示したものは/dev/sdc1だけれども、ここでは/dev/sdcと入力。
1はパーティションの番号になるので、それではなくてSDカードそのもののデバイスファイル名を入力する必要がある。
fdisk -lで表示される名前だ。
うっかり間違って1つけて最初導入したのだけれども、
そうするとRaspberry piは起動しない。
PWRランプがずっとついたままでACTランプはまったく変化無しだ。
ちなみにbsは一回の書き込みのデータサイズ。変更せずにそのままで良い。
このとおりにインストールすれば、ちゃんと起動するSDカードを作成できると思う。