僕は自分のことを生粋の右派だと思っているし、結構タカ派であると知人にも認識されている。
第一次安倍内閣の時は、謝罪外交が少し改善されるのではないかと喜んだものだった。
だが、それとはまた別の次元で、反自由主義でグローバリズムには反対であった。
だから、小泉政権のときは対中には一定の支持を寄せつつも自民には投票をしなかった。
つまり、今回も似たような状況で、自民には一定の支持を寄せつつも、投票をしないという姿勢になりそうだ。
理由1
まずはTPPに関しては、自民内で分裂をしていて
反対派も賛成派もいて、どちらに転ぶかわからない。
野党では維新もみんなも民主も賛成しているので、その3つは除外だ。
理由2
僕は自由主義者なので、表現を規制されることについては断固として反対をする。
もちろん、性的に搾取される人を保護し、それらのコンテンツを禁止する事には異論はないが、
架空の創作物にまで規制が及ぶことは看過できない。
喩え話だが、殺人を禁止しているのはわかるが、それにより名探偵コナンまで規制されるというのは納得ができないだろう?
理由3
僕は労働問題に関心を寄せている。
最近ブラック企業という言葉が人口に膾炙してきたが
僕は、小泉政権がグローバリズムを推進しているころから非人道的な労働について批判をしてきた。
最近になり、ブラック企業の体験談などがでてきてサイレントマジョリティが少しずつ声を上げてきたようだ。
それにより、新聞や雑誌などでも労働の改善について取り上げられて、ついには自民党がブラック企業対策に取り出すと公表した。
だが、ご存知の通りブラックと名高い企業の創業者が自民党公認で立候補をした。
これにはブラック企業への姿勢に疑問を持たざるを得ない。
経団連ともつながりが深いため、自民党は経営者側であるし、それはそれで経済的にはいいのかもしれないが
我ら労働者のデメリットを聞き入れてくれる可能性は低くそうだ。
そんなわけで共産党にしてみる
というわけで、今のところ僕は共産党に入れるしかないかなとおもっている。
共産党は僕が重要視する3つの理由をちゃんと汲み取ってくれているからだ。
だけれども、憲法改正、国防軍、米軍に関しては全く僕とは違う立場で、しかも共産党の政策には実行できないだろーと思うところはある。
反共である僕が共産党に投票をするのは滑稽ですらある。
だが、もちろん僕は共産党を全面支持をしているわけではない。
要はパワーバランスの問題で、毒をもって毒を制すというか、ただ力に任せて邁進していくことを自民党にさせずに一定のブレーキをかけるという事を期待している。
他の野党は、自民党の劣化コピーであったり政策も似たりよったりなので、政党間の権力抗争で自民にブレーキをかけられるが、
一致している政策については相乗効果でガンガン進んでしまいそうだ。
タイトルの通りビビらすといっても、一票など大勢に影響は内に等しいが、
実際のところ僕のように反新自由主義で、表現規制反対のブラック企業反対派を共産党は取り込んでいるようだ。
都議選で共産党が議席を増やしたというのも、こういう人が増えたというのが大きなところかもしれない。
ネット右翼が喜ぶようなことをいう、中道左派政党が有ったら結構議席確保できそうだね。
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