文章を書くと最初に考えていたことと違う物が出来上がるんだけど……

ブログ開設して10ヶ月経つが、未だにうまく文章をかけない。

何か書きたいものは言葉にはできないのだけれどモヤモヤっと頭にある。
でも、それを言葉にした時点でモヤモヤしたものとは違うものになってしまう。

モヤモヤしている書きたい事というのは起承転結もないし、因果もない、
瞬間的に印象だけが頭にフラッシュするだけで言語化されているものではないのだけれども、
それを言語化するときには導入部とか結論を考える必要がある。
主題をモヤモヤしているものと近いものにしようとするのだけれども、導入から結論まで書いていると全体を見るとモヤモヤしているものと印象が違うようになってしまう。
10センチの定規で10メートルの直線を描くようなもので、一つ一つの先は綺麗に引けても全体を見ると歪んでしまう。
一つ一つのセンテンスやパラグラフはモヤモヤに近いものなんだけれども、全体をみると全然違う。

じっくり考えて文章を書こうとすれば、近いものになるのだろうけれど
今度はじっくり考えているうちに当初思っていたことが変わってくる。
それはそれでモヤモヤしているものを具体的にするという効果はあるのだろうけれど、具体的にしたところで
最初に思っていたモヤモヤは残っていて、出し切れていないのかそれとも違うものを出してしまったのかという気持ちになる。
10メートルの直線の歪みを直すように、矛盾もなくして体裁を整えてみると、
矛盾がなくなったことでモヤモヤと全然違うものが出来上がった。歪みをなくして直線にしたつもりが真円が出来上がったような気分だ。

では逆に素早く書くことでモヤモヤの印象をそのままで書けるようにしても、モヤモヤに近い印象でも矛盾やら言葉足らずなところがあったりと
文章として体裁が整っていない。
それに印象をそのまま文章に仕立てあげたとしても伝わるわけでもないし。
あとで読み返しても正しくモヤモヤを表現しているものとは言いがたい。

結果的にはモヤモヤしているものと違うものになる可能性はあるが、人に見せたり未来の自分に見せるためにはじっくり時間をかけたほうがいい。

だが、時間的な制約もある。
じっくりパソコンの前でブログの文章を考える時間はそれほどない。
もっとやりたいことはあるから30分くらいで片付けたい。

時間をかければ自分の書きたいものではないかもしれないが、人にも自分にも一応わかってくれそうなものはできあがる。
時間をかけないと他の趣味にも時間が割けるが、必ずしもモヤモヤを正しく書けるわけでもないし、文章もまずいものになる。

なんとか素早くモヤモヤの本質を捉えて、モヤモヤからの脱線度を少なくして矛盾を減らしたい。

なにかレトリックとか、文章作成の本を買って本格的に勉強したほうがいいかもしれない。

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