連休明けに久しぶりにPC起動したらLMDE(Linux Mint Debian Edition)のUpdate Pack 7が公開されていた。
LMDEとは、元々UbuntuベースのLinuxMintだが、ベータ版としてDebianベースのものもある。
今後、Ubuntuに頼らなくともパワフルなディストリビューションにしたいのだろうか、または軽く安定したものにして行きたいのだろうか。
現在はUbuntuベースのものに比べて使いづらいのであまりおすすめはできないのだが、
こいつの最大の利点はセミローリングリリースという方式をとっていること。
Ubuntuは半年に一回メジャーバージョンアップをして、LinuxMintもそれに連動してバージョンアップをする。
簡単にバージョンアプが出来ればいいが、LinuxMintだとクリーンインストールをしたほうが安全らしい。
Ubuntuだってディストリビューションのバージョンアップは大仕事で、ヘタすれば起動しなくなることもあるので、半年に一回はOSのインストールをすることになるかもしれない。
ローリングリリースというのはそういうバージョン番号で区切って大きくバージョンアップさせずに、細切れに随時アップデートしていく方式で、セミローリングリリースというのはそれよりちょっと間隔が長くなったようなローリングリリースモデルだと思えばいいんじゃないだろうか。
実際に、アップデートマネージャーでいつもどおりにアップデートを開始しただけでUpdate Pack7に変わった。
バージョンが変わったというわけではなく、Updateの塊をごっそり適用したという感じだ。
The Linux Mint Blog » Blog Archive » LMDE Update Pack 7
でも適用する前に上の公式ブログのリリース記事を読んでおいて欲しい。
適用できるリポジトリのミラーは限られているから、それが設定されているか確認すること。
また、Grubもインストールし直すようで、インストールをする場所を聞いてくる。
ほとんどは/dev/sdaにインストールされているだろうからそれにすればいいが、間違えれば起動はされなくなる。
あとはブログをしっかり読めば問題は無いとはおもう。
時間は結構かかった。
二時間くらい時間に余裕が持てなければ実施を見送ったほうがいいだろう。
アップデートは全自動というわけには行かずところどころでダイアログが表示されるのだ。
面倒な事この上ない。
まあ、そのおかげでDebian_versionの中身は
jessie/sidになった。