この人の書いた文章は短く、どのような状況だったか詳しくわからないが(完全に議論を認めない頭ごなし的なものか、それとも聞く姿勢があったのかどうかなど)
説教の上手な聞き方ってのものあると思う。
どんな人にどんなことを言われようが、最終的に決めるのは自分だ。
親や恩師含めて彼らが言ってくることは結局参考程度の役にしか立たない。
年長者には経験の多さというのはあるが、それでも一つの人生で得た程度の情報しかないのだから
多くのサンプルのウチの一つでしかない。
かと言って10代20代の人と老人であったらどちらがリクスが少ない道を知っているかどうかは明らかであるから、
高圧的に強要させたとしても、自分の意見とは違うものであったとしても、それを全くの拒否をするというのはもったいない。
経験の多さだけで意見を否定されるのは確かに面白くないし、重要な意見が見逃されていることもあるが、経験も一つのファクターである。
説教や老害が本当にありがた迷惑なのは、強要させるように価値観を押し付けることだけれども
自分の意見と違うものを完全シャットアウトするのもまた老害を180度回転させただけの鏡像だ。
そのような人が未来の老害になるのかもしれない。
最終的にものを決めるのは自分なのだし、
そもそもの説教や相談による目的は相談内容の最善な方法を考えることであって
反論したり論破したりすることではない。