CentOS6.5が先日リリースされたから、そろそろ私も入れようかなとおもっていたところ
DTIからメールが来た。
要約すると、アップデートをするとネットワークに繋がらなくなる不具合があるからアップデートをしないように、そもそもOSのアップデートは動作保証対象外だよ。ってなことを言われた。
解決策はわからないけれど、原因はOpenVZっぽい?
Twitterで検索してみるとこのサイトにいきついた。
どうやらOpenVZで発生する障害らしい。
ServersmanVPSはOpenVZ上で動いているから、信憑性がある。
ただし、解決策はOpenVZ側で行うらしい。
公式のFixが出るまで、iprouteをダウングレードをするらしいいがどちらにしろ我々ゲストOSを使っている方からしたら何も手がだせない…
DTIが解決をしてくれるまで待つしか無いのか
でも、OSアップデートは動作保証対象外
serversman VPSで提供しているCentOSの環境は6.3でそれからアップデートをするのは動作保証対象外だそうだ。
だが、yum update を行うと自動的に上がるので対象外と言われても結構困る。
リポジトリをDTIが用意して動作保証ができるようになったらアップデートをできるようにするという対応をしてくれるのならば話はわかる。
リポジトリを変更してDTIの庇護から脱しようとするならばそれは積極的に自己責任の領域に足を踏み入れているわけだから、動作保証をしてくれなくても構わないだろう。
だが、今の時点では普通に使っていてもOSはバージョンアップされる。
WindowsがSPが適用されるように、自分でどうにかしなければ避けられない。
yum updateをしなければいいのだが、それはそれでセキュリティリスクを伴う。
特定のパッケージを対象外にし他をアップデートをするという方法もあるが、それもそれで依存関係に注意しなければならないだろうし、それこそ動作保証などない。
三すくみ状態なわけだ。
マイナーバージョンアップをしたら動作保証はされない。
マイナーバージョンアップをしなければ動作保証はあるがセキュリティリスクはある。
コアな部分だけバージョンアップしないようにすれば、不安定になる可能性は増大する。
一方、さくらインターネットのVPSの場合は、
CentOS6が対象となっており、こまかいマイナーバージョンについては細かく定められていないようだ。
本来ならばさくらの様な対応のほうが望ましい。
DTIの気持ちもわかるが、ユーザーとしては若干無茶ぶりをされている感は否めない。
6.3以降の動作を保証しないままで置かれては、今後の最終安定版とのマイナーバージョンが乖離していけば行くほどユーザーは不安になる。
もし仮に6.5が動くようになったとしても、今後も何かあっても動作保証対象外であると言われては安心して利用できない。
VPSは多く自己責任の部分が多いが、ホストOSなどサービス提供者が何とかしなければならない部分も多いので、そういうところの保証は厚くしてほしい。
今後はしばらく様子を見てみる。
それで状況が改善されないのであれば、さくらに引っ越すことも考えなければならないかも知れない。
ドメインの移管の手続きがめんどくさそうだから、本当はこのままでいたいのだが…
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