家計の状態がわかる高性能なクロスプラットフォーム家計簿

家計簿をエクセルでやっていると問題が多いとおもいません?

自由にできるけれど一度作ったテンプレを変えるのは面倒。

例えば、育児費が増えたから項目増やそうとか
予算を管理する機能を増やそう。
ローンを組むようになったから返済用の機能も増やそう。

などなど、ライフスタイルの変化に伴い仕様を変えなきゃいけないことが多い。

ウチの場合は僕はリナックス、妻はWindows7でDropboxでシートを共有して編集していたけれど
Linux版のエクセルであるLibreOfficeとの相性でデザインがハチャメチャになっちゃった。

そういうこともあるから、
家計簿は専用のソフトでつけるのが正解!

UbuntuとWindowsで使える家計簿はGnuCash

探したらあったよ。
WindowsどUbuntuで使える互換性のある家計簿ソフト。

その名もGnuCash

ファイル保存形式はXML
QIF QFX OFXという会計用ファイルもインポート可能
これらのファイルをDropBoxでやり取りすれば違うパソコンで同じ内容を編集できる。

Macでも使えるし、Android版もあるそうだ。

データベースの利用も可能

このソフトの強みはMySQLやSQLiteも使えること!PostgreSQLも使えるよ。

我が家ではUbuntuマシンにMySQL環境を入れてWindowsとUbuntuともにそこに接続して使っているよ。
DropBoxでファイルを共有する必要もなく、かなり楽にデータを共有できる。

もし貴方に財力がありセキュリティに精通しているならばVPSなどを借りてそこにMySQLの環境を構築してもいいね。

スクショ
勘定科目ごとにタブを開き、費用や収益を記入していく

会社での利用もできるほど高性能。だから若干取っ付きにくいかも

もともとこのソフトは会社での経理に使うように作られた物で、
それを家計簿として使っている。

だから機能がたくさんある。
ちょっと家庭用に要らない機能もあるけれど、それで困ることはない。
若干固い用語ではあるけれど慣れれば簡単だ。

ちょっと軽く用語説明をしてみる。

勘定科目

使ったお金や入ってきたお金の内訳のこと。
娯楽費、ガソリン費、食費、給与所得、児童手当収入
こういうのを勘定科目という。

勘定科目は簡単に追加することができて、親勘定科目や子勘定科目の設定もできる。
食費の下にお菓子や外食を付け加えておけば、細かく見ることも広く見ることも簡単にできるのだ。

流動資産

流動資産とは固定資産の反対の資産。
なんのこっちゃってことだけれど、簡単なことで現金や預金のこと。
給与所得など持っているお金は流動資産になる。

固定資産は建物や設備などで、企業が建物などを買ったら一括で払うわけではなく
固定資産として計上して毎年減価償却して費用を計上していく。

でも家計簿レベルでは固定資産の計算など必要ない。
一応固定資産も勘定科目も出せるけれど、家計用ならば非表示でOK

負債

ローンとかクレカの支払いとか。
クレカを使ったら 負債の下のクレジットカードという勘定科目の請求欄に金額を入れておき
支払ったら支払欄に金額を入れる。

これやっておくと、実際に持っている現金と未来に払う負債を管理することができるので
実際自分が使える現金ってのが見えてくる。

資産から負債を引いた額が純資産として表示されるので、
財布の中身と銀行口座を足して今ある金と家計簿の誤差を確認するのがとても簡単だ。

決算

桃鉄でお馴染みの決算。
毎月給料日が出たらツールの決算を押すと
前月の費用や収入を見えないようにして、
今月の収支が見やすくなる。

家計の透明化が実現できる!!

予算機能で予算を決めることができる。
負債などの勘定科目で実際の資産を見ることができる。
帳票機能でキャッシュフローやチャートを見ることができる。

何にお金を使っているのか、一ヶ月の間でこれから何を払うのか。

今の時点でいったい幾らあるのか。

そういった家計の状態を簡単に見ることができる。

節約の基本はまず収支を知ることから。

ダウンロードはこちら

ubuntuならばソフトウェアセンターでGnuCashを検索。

データベースを使うならばアドオンのインストールも忘れずに

Windowsはこちらでダウンロード!

GnuCashダウンロード

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