エクスプローラー表記にみるテレビ報道

IEの脆弱性がOpenSSLの時とは違い珍しくニュースでトップ扱いで報道された。

でも、面白かったのがIEの略し方を『エクスプローラー』と書くニュースが多くてね。
めざましテレビなんかは、「『エクスプローラー』に脆弱性!!」みたいなテロップがずっと右上に書かれていた。

IEことインターネットエクスプローラーとエクスプローラーは名前は似ているが別物で、
IEはブラウザだけれども、エクスプローラーはWindowsのGUIつまりファイルとかフォルダとかウインドウなど見た目に関するインターフェースやファイルの管理を司っているシステム。ちなみに正式名称はWindowsエクスプローラー。こっちはエクスプローラーで通じる。というのも実行ファイル名がExplorer.exeとなっているので、公式でそういう略称になっている。

そもそも、インターネットエクスプローラーについての略称はもっぱらIEで公式でもネットでも通っているわけだ。
それを差し置いて安直に複合名詞の後半部分を略称に使ってしまっては意味が通らないのも当然。

USBメモリをUSBと略したり、wikipediaをwikiって略すようなものだし、そんな人はいませんよね!!

法律、経済、政治などでは少しは言葉に気を使っているようだけれども、ITはまだまだ成立して日が浅いからだろうかマスメディアには中々定着しない。

でもさ、パソコンはオタクの趣味の機械ではなく人々の生活基盤になっているわけで、
医学、政治、法律について迂闊に適当なことを報道できないでしょ。
同じように注意を払って報道をしてほしいものだ…

とは言っても、医学については偽科学バラエティがあるし、
政治についてはなんだか見当違いなコメンテーターが連日でてくるし、
法の原則の推定無罪なんか無いような逮捕されたら犯人みたいな報道は連日行われている。

僕がIT系の人間だから「エクスプローラーwww ストラッツ1www オープンSSLwwww」って笑っているけれど、
各専門領域の人も同じように笑っているんだろうよ。

テレビニュースとは、ニュース自体に特段興味はないけれど何か情報を収集している風の人向けにダイジェストを与えるようなものだな。

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