100%支持する政党がない場合の投票先選び

さてやってまいりました総選挙

完全に支持できる政党というのはないのは当たり前だけれども、
現政権にはNOを突きつけたいけれど野党も支持できないという人は沢山居るかと思うけれども、
どのように投票先を決定したら良いか僕なりの考えをまとめた。

白票はNO

まず、どこも支持できないということででも意見は持っているというアピールをするために
あえて何も書かない紙で投票するという人がいるけれど、それは何も反映されない。

白票がマイナス票になるわけではなく、ただ選挙に行っていないことと同じで、
投票率が下がれば組織票が多いほうが有利になるし、現状維持の方に力が働きやすくなるだけ。

現政権がOKならば自民に投票するだろうし、
現政権がNOならば自民以外に投票をすべき。
白票は消極的な賛成と同じ。
選挙に行っていないのとの心構えの違いはあるかもしれないが、選挙システム上では大差はない。

与党はマイナス面を多めに、野党にはプラス面を多めに

なんだかんだ言っても自民公明は盤石で、与党だったということもまた大きな強み。
恐らく議席は減るかも知れないが、数年前のような大敗はないだろう。

こういう場合の考え方は、勝ちそうなほうにはマイナス面を多めに評価する。

黙っていても勝つのだろうから、例えば与党の言っていることの60%が賛成できてもワザワザそこに入れる意味はあまりないわけだ。

賛成できる点は自分が投票しなくても政治に反映されるだろう。

ただし賛成できない点も一緒に付いてくる。
憲法改正・原発再開などにシンパシーを感じている人でも、増税や解釈改憲などの姿勢やブラック企業対策には不満を持っている場合。
その不満も一緒に付いてくる。

賛成しているものの抵抗が激しくても精々が現状維持だろうが、
反対しているものがすんなりとおれば現状はより酷くなり。

だから反対している40%を3倍くらいに考えてみよう。
すると67%が反対しているものになる。

ちょっと不満点の重みをつけて、賛成点の3倍くらいの違いがあると考る。

逆に野党に対しては賛成点の方に偏って重みをつけてみる。

多くの野党が今の自民党を倒して政権与党になるということはあまり考え欄れないわけで、
その点彼らが主張している政策の多くが自分と意見が合わなくても、それがすぐ国政に反映されるわけではない。

与党の抵抗勢力にはなるが、精々が現状維持にとどまるだろう。

逆に自分が賛成できる政策を野党が主張してくれたらば、改悪に進む与党のブレーキになってくれる。
精々が現状維持くらいかも知れないが、増税など至っては現状維持で結構だ。

今の時点で自民のほとんどを賛成できたとしても、カウンター政党がなければ知らぬ間に今後賛成できない政策を打ち立ててステルス的に法律になるということだって考えられるわけだ。

カウンター政党に投票するのは、自民を支持している人が自民へ道を踏み外さないで欲しいという願いをかけて行う意味もある。

例えば共産党が与党の反対ばかり言っているといっても、それが意味あることなんだ。
政権与党になるわけではなく、政権の言うことを国民が鵜呑みにさせないというストッパーみたいなものだ。

安倍さんに何個かツッコミを入れたことがある人ならば、自民公明以外にも目を向けて見たらどうか?

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