来年はちゃんと本を読む

比較的本を読む方ではあったとおもう。

本屋で適当な小説を買って、電車に乗っている時間に読む。
大体小説ならば二日で一冊はクリアするペースで、一ヶ月では小休止を挟んでコンスタントに5冊は読んでいた。

それが、今年(2014年)は8月くらいからピタっと読まなくなった。

宮部みゆきは大体読んでいたけれど、ソロモンの偽証を買ったは良いけれど中々1ページ目を開くことが出来なかった。

最後に読んだのはスティーブン・キングのアンダーザドームの一巻だったかな。

単調な毎日に刺激を求めるのもあったし、暇つぶしというのもあるのだけれども
それが結構負担に感じるようになった。

とにかく心を動かすのがものすごい億劫。

サスペンスを好むが、死んでほしくない登場人物が死ぬのは堪えるし
逆に幸せになるパターンでもその道程の波乱も避けたい気分。

でも読みたい気持ちはあるんだ。
本を手に取った時に、自発的に何かをやって先に進んでいる感覚を覚える。
これは自分が本に没頭して、登場人物のようにストーリーに能動的に関わって、仮想的なものではあるが実際に主体的に行動しているよな気になるのだけれども、
毎日の気の重さ。やりたい事がやれないもどかしさを何かかえてくれる期待を表紙から感じられるのだけれども、
その期待が逆に重すぎる。

この半年、何をしていたかというと
大体がテクノロジ系のブログを読んでいたとか、自分のサーバーで遊んでいたとか。
幸いにもスマホが別の暇つぶしを与えてくれるのだけれども、何かそれは逃げている感じがする。

本を読むことに僕が求めていたのは逃避の一つなのかも知れないが、少なくとも心を奮い立たせる能動性はあった。
だがそれからも逃避してただ精神を平坦にしていくようにしてしまっていた。

もう年を取ってしまったのだろうか…

それではダメだ。
きっと、その心の重さのデッドゾーンを越えれば楽しい読書ライフがまっている。

頑張って1ページ目を開く事を正月のうちにやっておこう!

後一日はそのための心の準備をしておく。

 

スポンサードリンク

関連コンテンツ