どこぞの少年が商品(とされる品物)に爪楊枝を刺す動画を公開して、それが事件化
全国指名手配され、連日テレビで報道。
しかも逮捕後、東京に連れ帰るところまで追っかける。
大事件なのか?
イタズラ目的で商品を傷つけるのはあってはならないが、よくある話で
大々的に報道するほどのものでもないだろうに
事実は伝える必要はあるかも知れないが、ニュースバリューは無い。
今日あった出来事をダイジェストで話すところで一分未満で話すとか、新聞の地方欄に小さく載るくらいだとはおもうけれど、
youtubeで世界発信すれば報道も全国レベルになるのだろうか?
それとも単に警察をおちょくったことで、記者クラブに流す情報についつい力が入ってしまったということなのだろうか?
前々から犯罪だと思われる書き込みに対してユーザーが群がって吊し上げ、結果的にその騒ぎがネットメディアに取り上げられることはあったが、
最近は土下座事件あたりからかなり早い段階でテレビで報道するようになった。
自分が見ている範囲で話題にならなかったからなのかもしれないが、自分がみているかぎりネットでの話題よりもはやく爪楊枝事件をテレビが取り上げていた。
最近はTwitterの話題を日毎に追うようなテレビコーナーも増えていることだし、炎上案件も直ぐに取り上げようというのだろうか?
騒ぎ方も取り上げ方もまとめサイトと同じようなレベルになっているな。
ネットにより情報はフラットになる。
どの階層にも同じように情報が行き渡るということは言われているが、
どこかの小さな虚栄心をこじらせた子どもの発信したいパフォーマンスもフラットにブロードキャストされるようにもなったのだな。