ほぼパソコンにお金をかけないけれど『趣味はパソコンです』と胸を張って言う

趣味を語るとなると、世間では何かしら他の人と優れている点がなければ趣味認定をされない風潮がある。
何かしらの等級、生活をどれほど犠牲にしたか、はたまたいくら金をかけたか。
何かしらで優れているのは良いこととは思うが、
自分が好きでいればどんなやり方でも良いとは思うけどね

ここまで僕はお金をかけなかった

というわけで、投資自慢とは逆にケチ自慢をしようと思う。

僕がプログラミングに出会ったのは就職をしてからで、
当時は彼女(今の妻)が使っていたXPのノートだ。
当時はVistaが発売して二年目くらいだったが、このノートPCもスペックは忘れたけれど2003年頃に買ったような当時でも古いものだった。

研修で出会ったJavaを家でもやりたいと思ってもEclipseが動かないほどだったので、
せっかく就職したことだしということでXPのデスクトップマシンを買うことにした。Vistaは評判がよくなかったからね。
BTOでCore2Duoのスペックは忘れたけれど、メモリは2GBくらいにしており、当時では平均的なPCで、
金額は10万円。当時は働いたばかりで毎月5千円で分割払いにしたほど貧乏だった。

数年後、先ほどの妻のPCは完全に壊れた。
Windows7が発売したばかりでちょうど引っ越しをするころで、新居でプロバイダを契約する必要があったので
2万円でWindows7のノートを変える奴があったのでそれにした。
スペックはよくわからない。そもそも僕のじゃないし。

それとほぼ同時期、ドスパラかどこかで買ったPCもそろそろガタが来ていたし
Windows7にも自分のまわりも移行している頃だったが、
どうしても金がない。
出産 育児 幼稚園 住宅ローン 固定資産税…
趣味にさける金はないので、ここはWindowsを捨てることにした。

CentOSにはじまり、Ubuntu ⇒ LinuxMint ⇒ Debian
と先ほどのBTOパソコンをソフトウェア面でなんとかしていくことにした。
予防的にHDDクラッシュを防ぐために1GBのHDDを二台買った。
バルク品だったから7000円×2くらいだったかもしれない。
メモリも2GBの物をたしか4000円くらいで買った。

ちょうど母親が持て余したノートをもらって、そちらはArchLinuxを入れることにした。
メモリが足りないので2GB分買って恐らくこれも4000円位だったと思う。

というわけで自分で金を稼ぐようになってから8年くらい。
その間に使ったお金はおよそ142000円。

年間2万円を切っている。

もちろんこのブログサーバーがのっているVPSは月額500円というのを考えれば、もうちょっとかかるだろうが
ずいぶんリーズナブルにパソコンを楽しめた。

何をして楽しんだか

BTOパソコンは今も現役で動いてる。
Debianを載せている。

こんな古いパソコンを使っていて楽しめることは限定されるのではないかと思われるが、そんなことはない。
最新をちゃんと追っている。

まず、Linuxを入れて遊んでいる。
様々なプログラミング言語の開発環境を整えて軽いアプリを作って遊んでる。
高度なアプリはお金を払わずオールオープンソース。
ウェブサービスの管理も楽しい。

逆に限定した環境でどうリソースを割り当てるかというのも、ローコストパソコンの醍醐味だね。

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