攻守ともに堅牢なLinuxディストロの選択

昨日、Debianを8.0にアップグレードした。
確か4月25日に最新安定版として8.0が公開され、しばらく放置していたけれどもあまり時間が立ってからアップグレードをするのもリスクがありそうだと思い昨日の0時くらいに断行した。
そのままうっかり寝てしまい
トイレに起きた時とかにエンターキーを押し、
朝起きたあとエンターキーを押し、
二度寝し起きたあとにエンターキーを押してアップグレードは完了した。

リポジトリを公式のもののみにして、最新版の方に向けてアップデートをするだけ
失敗することを考えてバックアップや色々やることはあったけれども、アップデート作業自体はそれほど重いものではなかった。

ここ2年間浮気なし

Debianを使い始めたのは7.0が公開された直後で、LinuxMintから変えた。
その後2年間使い続けて、昨日そのままアップグレードをした。
2年間も新規インストールは無しだ。

このDebianはデスクトップで使っている。
メインのノートPCはArchLinuxだ。
Archも同じ時期に使い始めてずっとこれを使っている。

今までは良いものを探して何回もディストロめぐりをしていたけれども、もう2年間もこれで落ち着いている。
この2つを使うのは最良の選択なのだ。

Debianの特徴

Debianは安定しているディストロの一つで、安定版のリリースをしたあとは2年間はセキュリティパッチを当てる程度でアプリのメジャーバージョンは上げない。
検証され安定と認められた状態を保っている。

2年目くらいになれば使っているアプリはあまり最新じゃなくなるけれど、でもここ2年わかったことはそれほど不便じゃない。
ウェブも問題なく見れる。

Archと一緒に使う

Archは最新を突っ走るディストロでLinuxカーネルがリリースされたら一ヶ月ほどでArchでもアップデードされる。
どのアプリでも最新だから、なにか問題や機能追加が起こったとしても何ヶ月も何年も待つこと無く使えることができる。
最近その恩恵にあずかったのはタブレットのドライバだ。
4.0からカーネルに含まれるようになったという発表があったが、Archだからもう使えているわけで
他のディストロだったら諦めるか自分でカーネルをバージョンアップしているところだった。

Archはその分安定ではないみたいな事がいわれるが、僕自身は安定しているとは思う。
けれどもそれは使い方次第で保証はできない。

だがDebianは本当に安定しているので、二つ合わせてお互いのデメリットを埋められる。

安定と変わらぬ操作を好む人ならばDebianを使い続けて、最新だからこそできる検証や新しいソフトの使用などはArchに任せるということもできる。
逆に、最新を好む人ならばArchをメインに使って、安定した控えの環境やバックアップ先などにDebianを使うというのもいいだろう。

Archで攻めて、Debianで守る。
僕のこの2つを使い分ける暮らしは今後もずっと続きそうだ。

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