プログラミングを習得できる人がもつ素養

最近、結構プログラミングについて教える場面が多い。
そこで大体つまずくところや、プログラミング習得できる人の素養というものがわかってきた。
それは天才とかそういうものではなく、心持ちとかモチベーションを維持し続ける方法にちかい。

自分も高校生の頃からパソコンを触っていろいろ独学で調べてきたけれども
やっぱり人から教わらないと難しいところはあるかもしれない。

多くの若い人はやってみたいと思っても途中で多く挫折しているのだとおもう。
挫折した多くの若者たちが集まる知恵袋などをみると、「バカだから」とかそういう先天的な要素を言い訳にしがちだけれども、別に挫折したのはそういう不可抗力的な問題ではない。

でも、確かにプログラミングを始めると今まで触れたことのないいくつもの概念に触れなければならない。
用語もよくわからないし、アタマも切り替わらない。
そもそも何のためにこの仕組み(ポインタとか配列とか関数とか)があるのかもわからない。
そんなところで挫折が始まる。

みんなはプログラミングを始めるときに、「黒い画面に文字を表示させたい!!」とか「数値を入れたら二乗した値を表示させたい!!」なんて欲求で始めたわけではない。
誰もが美麗な画像のゲームだったり、Twitterのような大規模なウェブサービスや、人々が驚く面白い製品を作ってみたいという思いがはじめにあったわけだ。
でも相当長い間黒い画面に文字を出すかそれに近いことしかやらない。

逆に10日間でゲームを作るみたいな本があるけれども、最初の数章は理解できても段々話について来れなくなる。
ゲームを作るライブラリがどういう仕組みで動いているかという前提知識を無しにただオマジナイを唱えれば動くというような話になりがちだ。
なんで動くのか理解できずにただ写経をするのに飽きるか、作れたとしても応用が効かないで次のステップにどう進むのか分からないで挫折するかのどちらかになりやすい。

自分が思い描いている華やかなアプリケーションと現在のHello Worldまでの道のりがどう繋がっているかがわからなければ、誰だって飽きてしまう。

そういった中でも持続的にプログラミングを続けている人は、最終目標はひとまず置いといて、自分ができることで自分が楽になることを作っていこうという姿勢があるとおもう。
たとえばRSSから情報を取ってきて画面に表示するとか、巡回して画像をDLするとか、家計簿を作るとか
どの言語でもある程度使えるようになればそこそこの難易度で無理なく作れる目標を立ててシンプルな物を作り続けている人ってのが挫折しない人だ。

最終目標はずっと胸に秘めておいて、Hello Worldとifとforと関数あたりができるようになったら先ずは自分があったら楽そうだなと思う物を作ってみたらいい。それはかっこいいインターフェースが無くても良い。コマンドで動けばいいし、それどころかEclipseのデバッグで動かしても良い。
引数なんて取らなくてもコードにベタ打ちでもいいさ。

学生だったら、二次関数とか連立方程式とか汎用性が全く無い一部分に特化した計算機とか作って、宿題を楽にしてしまえばいい。

そういう身近で気取らないで、自分ができる範囲でちょっとチャレンジをするような目標を立て続けられるかどうかが
プログラミング言語を習得する人が持っている素養だと思う。

スポンサードリンク

関連コンテンツ