かつてのゲーム機のビット数とはなんだったのか

以前、「自分のPCのOSが32bitで、そろそろ64bitにしないとな、世間的にも64bitに置き換えられているのに」という旨の話を友人にしたところ
「64bit?古くない??」との反応があった。

なるほど確かに今頃32bit or 64bitで悩むのも遅いかもしれな、もうすでにみんな64bitだよな。(でも僕のPC古いし。。。)と思っていたらどうも違う。
友人が言うには「64bitってニンテンドー64(N64)とかその時代でしょ。PS2が128bitだったし」とのこと。

たしかに!PS時代、PS2時代はゲーム機の性能評価をbit数で競っていた。
でも、もうbit数で性能を図る時代は10年前に終わっているのだ。

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かつて、PS時代は後継機が出るとどんどんbit数が増していった。

SFC:16bit
PS:32bit
N64:64bit
PS2:128bit
というようにそれぞれの機体がその性能の指標として数値を示して宣伝していた。
N64なんかはもう名前にその数値が出てきてしまっているしな。

ゲームに慣れ親しんだ世代であまりパソコンをやらない人たちにとって64bitという響きは20年前の古い印象を与えるのだろう。
そして、もしかしたら
PS3は256bit、PS4は512bitとか思っているのかもしれない。

 

そもそもbit数ってなに

bit数は何を表しているのかというとCPUの対応している性能みたいなものだ。

bitというのは二進数で表した数値の桁数だと思ってくれればいい。
桁といっても単純な数値じゃない。データだ。32文字分のデータか64文字分のデータと捉えてもいい。
CPUは順番に与えられた計算をするが、一度に計算できる数値の長さが32桁なのか64桁なのかということだと思ってくれていい。

大きいデータを扱えればそれだけ一度にたくさんの処理ができる。
もちろん単純にそれだけの話ではないが、かいつまんで言えばそういうことだ。

今のゲーム機はそれで何bit?

PS時代のゲーム機は、画像処理も進歩していき
沢山の処理を素早くこなす必要があった。
そしてCPUの性能を上げて処理速度を上げていった。

その当時はbitが上がって周波数も単純に上げていけば違っていった。

だけれども時代は変わってきた。
PS4が使っているCPUは64bit
XBOX oneはPS4と同じシリーズのCPUを使っているみたいだ。

数値が停滞しているのに、性能が増やせるのか?と思うかもしれないが、
単純に動作周波数も向上しているのもあるが、
10年くらい前からマルチコアという一つのCPUに複数のプロセッサが並列しているようなCPUが出てきて主流になっている。
Windowsのタスクマネージャをみてみれば、CPU使用率の折れ線グラフが2個ないしは4個見えているだろう?
10年以上前のPCではそんな表示ではなかったはずだ。

PS4では4コアのCPUを2基積んでいる。

一つのCPUのbit数や動作周波数を上げる手法はもう終わったのだ。

それにbit数を上げるというのは内部処理に関わることだ。
32bit用のアプリと64bit用アプリで互換性がなかったりすることもある。
単純にbit数を上げるというのもあまり望ましくはない。
動作周波数を上げていくのも、あれは物理法則による壁があるのだ。

独自に高性能なCPUを作ってマシン性能は上げても、プログラミングは複雑になり機体の価格も上がるよりは
普通のPCで使われているCPUを使ったほうがプログラミングは楽に、価格も下がって、バグも減って品質も上がる。

また、グラフィックはGPUが担当し、グラフィックの良さはGPUで左右される。

つまり単純にbit数でわかる時代はもうすでに終わっていたのだ。

または、DSやwiiを始めとして単純にマシン性能だけで勝つという時代も終わっているのもあるだろう。
性能が良ければ面白いゲームが出るわけではないし、画面の綺麗さを見せるのにマシンの性能の数値は必要ない。

逆に面白さ、綺麗さ、他の付随したゲームの機能の良さ(オンライン機能とか)などを直観に訴える時代になったのかもしれない。

 

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