デマツイートを見極めるポイントをまとめた

デマツイートについて書こうと思っていた矢先にあの地震があって、
デマツイートでTwitterが賑わっていた。

311の時も似たようなデマツイートがかなり拡散していたね。
あれは某社の社員で会社への苦情が殺到したとか、様々な影響があったみたいだけれど社会的にそれどころじゃなかったので
顛末はあまり記憶に残っていない。

今朝書こうと考えていたことは、デマの見分け方の記事。
明らかな釣りツイートに結構釣られている人が多いので、今までの経験で釣りっぽいなという特徴をかいてみようと思っていた。
でも今日のは見分けが難しそうだな。

デマツイートの見分け方。炎上目的の場合

見分けるのは比較的簡単な部類。
炎上目的なので犯罪告白や差別的発言などをツイートして、多くのRTやリプライをもらってほくそ笑んでいるタイプ。
故意に炎上をさせているので、批判が殺到すればするほどエスカレートする。
ある程度飽きてきたらアカウントを捨てて、別アカウントで再びやる可能性もある。
風評被害を狙った炎上かもしれないので、学校や職場がさらされていても電凸などをしないように。

ポイント1 アイコンがプリクラ

アイコンがプリクラというのは比較的リテラシーの低い層や若年層が多く、
過失的炎上が多くその層から発生しているため、釣りツイートにリアリティを持たせるため釣り師が選ぶ。
Google画像検索とかで適当に拾ってきた赤の他人である。
画像本人にたらえらい迷惑だ。

ポイント2 アイコンがデフォルトのタマゴ画像

ポイント1と違ってデフォルトのままというのもある。
初心者らしい雰囲気を出すためなのか、新しく作ったアカウントで画像を設定するのを起こったったのか。

ポイント3 ツイート数が少ない

新しく作ったアカウントなのでツイートが少ない。
少々適当なツイートをしているだけで、他は炎上目的の眉を顰めるようなツイートばかり。

ポイント4 フォローしている人にリア友みたいな人が居ない

プリクラアイコンの人などはTwitterをFB代わりに使うほど友人とのつながりが多いはずなのに、
その気配がない。
特定の人にリプライなども送っている形跡もない。

ポイント5 総じて生活感が無い。人格が 見えてこない。

偽っていない人ならばツイートから人格や生活感が見えてくる。
言葉遣いだったり、先程の友人関係や、仕事や学校の話題など
でも炎上目的アカウントはそういう生きた人間のつながりや生活リズムが見えてこない上に、
一個一個のツイートは言葉遣いなどその年代に合わせてリアルなのでその人のツイート一覧を見ると歪にみえる。

大体、炎上目的だったらプロフィールページを見れば大体わかる。

デマツイートの見分け方。嘘や勘違い、未確認情報などでデマツイをして意図せず炎上をした場合

今回の地震の時のデマツイートの場合はこちら。
自分が日頃使っているアカウントでデマツイートをするので、炎上目的アカウントには当てはまらない。
見極めるのが難しい。
主に、炎上するとは思っていなかったイタズラツイート、
未確認情報を未検証のままツイートしたり、伝言ゲームのように誤った情報を勘違いしたままツイートするなどがある。

ポイント1 ソースがない。あったとしても怪しいソース

今回の場合は緊急時の救助呼びかけないのでソースとか関係ないけれど、
「有害物質が飛散してくる」とかそういう系ならばまずソースはないかどうかを調べる。

またソースがあったとしても、伝聞、怪しい団体が書く文章、ソースとも言えないようなブログ、
加工可能な画像であったりと証拠レベルが低いものだったらソースは無いようなものだ。

そういうものは流言や勘違いや嘘の類なので拡散をしない。

ポイント2 その前後のツイートで訂正やネタばらしがある

ツイートは前後の文脈をぶった切って拡散されるので、まずは前後のツイートを見てみよう。
嘘を言いますとか、さっきのは間違いですとか訂正が入っている場合があるのでRTする前に前後のツイートを見てみよう。

ポイント3 かまってもらいたそうなノリ

曖昧な基準だけれども、以前ツイートした内容がくだらないものが多く、嘘や人にかまってもらいたそうなツイートをしている場合は、
構ってちゃん的なデマ発信者かもしれない。
もしその予想が外れたとしても、嘘を拡散するよりはいいと考えれば拡散は消極的になったほうがいいだろう。

ポイント4 年齢が若い

年配の人でもデマを拡散することはあるけれど、傾向として若年者のほうがデマをつぶやきやすいと思う。
この場合は冗談系デマや噂系デマを主に流す。
でも、311の時は結構な歳の男性が冗談系デマツイートをしていたから、一概にはいえない。

逆に陰謀系とかは20代〜40代まで幅広い年代層で構成されている。

ポイント5 思想的偏りが顕著

確信犯的(本来的な意味)にデマ(まさにデマゴギー)を流している人は、他のツイートでも思想の偏りが顕著にあらわれる。
また本人はデマとは思っておらず、自分の願望を真実と誤認してデマを流すタイプもいる。
他にも怪しいツイートを多数している。
ソース無しのツイート多数。
本人は真実を伝え、正しいことをしようとしている場合が多いタイプ。

ポイント6 watchやキチなどのリストに入っている

他のことで炎上している前科がある人で、炎上ウォッチャーたちに監視されている。
怪しい。
ポイント5と合わせ技で一本をとれる。

ポイント7 矛盾点や都合の良い点がある

ツイートの内容に矛盾点や、都合がいい点がある。
例えば、震災で家に閉じ込められて死ぬ前に親にメールをしたとかいうツイートがあったけれど、
衰弱状態なのに随分と明晰に文章を書いていた。
そのように何かおかしいなと感じたら拡散は控えたほうがいい。

発信者の発言も二転三転したり、嘘を付けばつくほど矛盾点も多くなるので
怪しく見えてくる。

まとめ

とりあえず発信者の今までのツイートを読めば、だいたいなんとなくあやしいなという雰囲気はわかる。
ツイートだけ見て反射的にリツイートするとデマ拡散の片棒をかつぐことになる。

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