ブログをどっかんどっかん見てもらう最低限の方法

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『ブログをどっかんどっかん見てもらう最低限の方法』を思いついた。

そう、まずはこういう『ぽい』タイトルをつける!!
これはノウハウ公開系ブロガー様を調べた有力な情報だ!!
ありそうだろー。うっはうっは度を自慢しちゃうブログにありそうなタイトルだろー
失笑買ってもいいからそれなりに人がきて、バズりたいんだよ!

でも、僕のブログあとから読み返しても面白くないんだよ。
だからメフィスト(互助会)と契約して何とかしちゃったほうが良いのかと思うほどだ。

その手のブログはホント、紋切り型で端的に言えばつまらない。

例えばこんなの

今日は○○と言う情報をお伝えしたいと思います。
〜〜〜
いかがでしたか?
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引用符で囲んだけれど別に引用してない。
僕の頭の中の、『どっかんどっかんうっはうっはブロガー様』のブログってこんな感じなんだ。

必要な情報を探して来たけれど、前半で余計な情報が多くて
すっ飛ばして読んでも、「これググったらWikipediaで分かる内容じゃん」という感想しか抱かない上に
最後に『いかがでした?』とか言われて、「どうもこうもねーよ」という感想しか浮かばない。

『このノウハウでやればブログ王になれますよ』という。

なぜだー
なぜそんなに購読したいと思わないブログでそんなに人が来るんだ!!

僕も、面白いなと思うブログはいくつかある。

C++界で有名な江添さんのブログ
本の虫

MySQL愛がすごい。
漢のコンピュータ道

こんな感じのギークでちょっとしたユーモアのある感じにしたかった。
でも僕は技術力もあるわけでもないし、深い知識もない。
せいぜいが新入社員にJavaをレクチャーできるくらいのレベルだ。

みんなが「ほー」って思う情報も持ってないし、かと言ってメフィスト(互助会)と契約するのもやはり良心の呵責がある。

※互助会とは:はてなブックマークをお互いにつけあって、自分らのブログをホッテントリにあげようとする謎の団体。『有益な情報ありがとうございます』という無益なブコメが散見されることでその判別が可能。チーティングの一種とみなされている。

いやいやテクニックあるんじゃないか?

今日、テレビで中田歴史塾という番組を見た。

オリラジの中田、つまりパーフェクトヒューマンが歴史上の人物のことを分かりやすく面白く紹介する講義形式の番組。しくじり先生のスピンオフ番組だ。

今日はあの悪の独裁者の代名詞、ヒトラーだった。
番組としては、『第二次世界大戦を引き起こした』『日本はナチスドイツと同盟関係だった』『ヒトラーはナチ党を率いていた』という、「いやいやそれは常識だろう」と思わせるところから説明が入るんだ。

僕としては「ははは、全権委任法ができて独裁者が完成されるんだろ。改革を望んだ民衆が自ら自由を売り飛ばしたんだ」とかいう、正直学校となんかの歴史もの映画とwikipediaで得た知識を組み合わせて、
上から目線で「テレビは常識レベルのことを”知られざる”みたいな話みたいに紹介するんだなぁ」とか思ってたんだけれども。

しかしこれが面白かった。
パーフェクトヒューマンで踊ってるあの中田の説明も、面白い。
ヒトラーが落ちぶれた画学生からどうやって総統になったかまでを取り扱ったのだけれども、
ヒトラーの演説の才能と、のし上がり方を人物像なども踏まえてちょっと漫談風に説明してくれる。

簡単なようでいてそのヒトラーの人身掌握術をピンポイントで教えてくれて、
歴史を知らない小中学生レベルでも分かりやすく、
そして広く知っている我々でもピンポイントにその部分だけ整理されて「ほー」って思う。

ただ説明するだけではない。
中田講師の考えでまとめてくるんだ。
たとえばヒトラーにはデザインの才能もあったという部分が紹介されていたが、たしかに軍服がかっこいい。
高校生が制服目的で入学するように若者を親衛隊に入隊させ、心をつかんでいったとこの番組では言っていた。

中田のプレゼンはドイツがああなった経緯がわかりやすく、理解しやすく、現代日本にとっても警告とも取れる事が受け取れた。口がいい人気ものは危険だ。

広く知ってはいるけれども、改めてこの部分だけをピンポイントにまとめてみると、知ってはいるけれどもまた面白い。

たしかに!
映画を見終わったあとに、人の感想ブログを読むのは面白い!

人が何かを知っていても、それは良いんだ。
ピンポイントにあることの部分を分析するだけでもまた面白い。
特段新しい発見やどこにもないネタじゃなくても良いんだ。
それが間違っているかどうかは置いといて、『こうだと思う』というある視点だけでも読み応えのある文章は成立するんだ!

僕は、人が食いつくいいネタというのは、人が知らなかったことだと思っていた。
いやいや、知っていても一つの細かい所に着眼しても良いんだよ。

その場合浅いネタはダメだ。
『うっはうっはブロガーのブログ』は総じて浅くて、まとまっているかもしれないけれど面白い着眼点もなく、
なんでこれでプロブロガーなのか不明だが、その方法で人が沢山きてもそれは僕が目指しているところじゃない。

というわけでココらへんが良い文章のテクニックのヒントだろうかと僕が思っていることをあげて今日は寝る!

  • 多くの人が知っていることでも、知らない人向けに書く
  • さらっと基本的なことを書いて、その後は一点を深く書く
  • すると知っている人でも面白いと思ってくれる可能性がある
  • 要はプレゼン能力だ。
  • 知っている人にも知らない人にも面白いと思わせること
  • そうすれば、新情報のネタがなくてもいい文章になるはず。
  • 僕は何かと新情報と広い情報を提供しがちだったので、主題がどこだかわからないし、全体的に薄くなった。
  • これからはピンポイント
  • ピンポイント
  • 突破口を探せ
  • あと、いっぱい書く

 

 

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