マストドンインスタンスを作って半月ちょっと
ウチのインスタンスはニコニコ動画のマストドンよりも古いのです。
ずっと維持できたら最古参組の一つになれるので頑張ってみよう。
どんなインスタンスなのか気になる人は参加してみて。
あまりガチではないプログラマとかパソコン大好きな人向けの小規模インスタンスだ。
https://mstdn.glorificatio.org/
とりあえずConoHaの月額1000円程度のVPSでやっているので、
感想や気付きを書こうと思う。
小規模インスタンスのほうが良い
いいっていうのは完全に主観だが、おすすめは小規模インスタンスだ。
大規模すぎると連合タイムラインやローカルタイムラインの流れが早くなりすぎるし、巨大なTwitterの中の細かいクラスタっていう構造とあまり変わらない。
小規模〜中規模だとローカルタイムラインでチャットのような会話もできるのでおすすめ。
mstdn.jp ニコ動 ピクシブが御三家状態だが、そこで楽しみが見いだせなかった人はどこか趣味に合う小さなところに行くと良い。
連合タイムラインから外のインスタンスの情報はくるので、小規模でも寂しくはない。
そもそもお一人様インスタンスでも成り立つのがマストドンなので、どんどん小規模に行ったほうがいいといえる
こう言うところで探すと良い↓
http://qiita.com/noraworld/items/ea853c6897326feda51f
送信するメールには気をつけろ。永遠にお一人様インスタンスの可能性がある
これからインスタンス管理をしたい人向けの話だ。
マストドンでは、インスタンスごとにアカウントを登録する。
登録したらそのインスタンスから確認メールがきて、そのメールのURLからログインをすることで、本人確認完了
はれてマストドンの仲間入りという、一般的なアカウント登録フローを踏む。
となると、自分の管理するマストドンと同じドメインのメールアドレスが必要になってくる。
独自ドメインでメールを送るために、Postfixなどでメールサーバーから立てるなんてマストドンより大変そうだ。
世の中は便利なもので、独自ドメインでメール送信できるサービスがある。
僕はmailgunというサービスを使った。
一ヶ月一万通までなら無料。それ以上は課金されていく。
mailgunを使うためには当然そのサービスにもアカウント登録しなければならない。
僕はいつも使うgmailのメールで登録、課金はしたくないからクレカ登録をしなかった。
おそらく一万通でストップされるだろうと踏んでいた。
メール送信の設定が完了したので、早速自分のインスタンスに自分のアカウントを登録。
登録したメアドはいつも使うgmailのアドレス。
そのメアド宛に自分のインスタンスからメールが届きアカウント登録完了。
しかし、それが罠だった。
実はクレカ登録をしないと暫定登録みたいなもので、mailgunに登録したメールアドレスには試験的にメールが送れるだけで、それ以外のメアドには全く届かない状態だった。
参加者がいつまでたってもこないなぁと思っていたが、その裏で10名位の新規参入者の人たちにメールが未達状態になっていた。
複数のアカウントを作ってメールが送られるか試したほうがいいぞ。
じわじわ増える容量。ある程度で止まる
毎日、連合のインスタンスから大量のトゥートが入ってくるので
だんだんデータが溜まってくる。
特に画像が重い。
今の所全体で2GBくらい使っている。
1週間以上前のリモートからの画像を削除するコマンドがあるので、それを定期的に実行しているが、増加傾向には変わりはない
それも自分がフォローをしまくるタイプなので、どんどん連合が増えているからだ。
ただ最初の1週間で100MBから2GBくらいまで増えたが、最近の1週間では2GBからほんの少ししか上がっていないので、増加率は減っているらしい。
キャッシュクリアは大切だということだ。
現在参加者30名。
まだまだストレージもメモリも問題なし。
月額1000円でも余裕がある状態だ。
ローカルタイムラインに返信が載らない
同じインスタンス内の人々のトゥートを表示するタイムラインことローカルタイムライン。
おなじインスタンス内だからこそ返信をし合うことはよくあることだが、
そうするとローカルタイムラインから見えない。
チャット機能としてここは弱いところだと思う。
一応、返信ボタンを押さずに直にリプライをすれば、ローカルタイムラインに表示することはできそうなので
そうすることにした。
ただし会話ツリーがわからなくなるという欠点がある。
バージョンアップは命がけ
dockerは便利だ。
gitから最新のバージョンのtagからcheckoutをする(masterは大体バグってる)
そしたらbuildをするだけでお望みのバージョンに早変わり。
ただdocker-compose stopをして、buildをした後、
docker-compose up -dが効かなかったときがあった。
そういう時はsystemctlからdockerをrestartしたら何とかなったので、
今後も何とかできそうだ。
簡単だけれども、永続化の設定を忘れるとDBぶっ飛んでしまうので気をつけてね。
ここらへんはググってください。
もう詳細は自分では説明しないスタンスにした。