埼玉県ふじみ野市。僕の住んでいる場所の近くにある市。
どこらへんかと言うと、川越市の隣で東京よりに手前に位置している。
川越街道が通り、東武東上線も通っている。
最近できた市
2005年にできた新しい市で、僕は3年くらいできたことを知らなかった。
川越街道で通ってたら見慣れない地名が書いてあって知ったという。
もともとは大井町と上福岡市という2つの自治体だった。
さらに三芳町と富士見市の2市2町で大合併をする予定だったが、住民投票でお流れになった。
どうやら他の2つの自治体は産業が盤石でだが、他のと合併したら取られるんじゃないか、税金が高くなるんじゃないかという雰囲気があったようだ。と住人にそう聞いた。
結局残った2つで合併をすることになったわけだ。
ふじみ野という名前
ふじみ野駅というのがある。だがこれは隣の富士見市にある。
駅がある場所が実際の住所と違うということはよくある。境目だったりちょっとズレてしまったり、それは駅建設の際の事情によるものだ。
だがふじみ野駅は違う。
合併の話が具体的になる前に富士見市の畑のある場所を開発するときに、新しい街としてふじみ野という駅を作った。
つまり富士見市のちょっと端っこに作った新しい街の地名を、新しくできた隣の市が名前をかっさらったわけだ
例えるなら
JavaとJavaScriptは名前がにてるけどちがう。
けど、それよりもっと大胆だ。
あとから名前を使っちゃったほうが範囲が広くなっちゃったわけだ。
果物の中にメロンがある。パンの中にメロンパンがある。だからパンはメロンと名乗ります。というようなしたたかさだ。
歴史的にも地理的にも別物の神聖ローマ帝国といってもいいかもしれない。
別に問題提起したいわけじゃない
僕としては正直どっちでもいいし、このまま名乗って行くことに異論はない。
こんな大胆なことをした当事者たちは正直すごいと思う。
南アルプス市よりすごいと思う。