ついに来ました。
JavaとJavaScript問題の被害
僕が「正直Java飽きたんですよね。なんか新しいのやりたいです。例えばJavaScriptとか」
といったら、「同じじゃんwww!」って反応が帰ってきてびっくりってことがちょっと前にあった。
いやいや、同じじゃないじゃん
そんなことを今後言われないための解決方法はあるのか?ないのか?
非IT業界の人のための説明
JavaとJavaScriptって名前が似ているけれど全然違うものの代名詞的なもので、
よく言われるのはインドとインドネシアとか、メロンとメロンパンと言われる。
そもそも、プログラミング言語というのは数多あり、目的や思想によって全然違う。
名前が同じような感じでも、お互い向いている方が全然違っていて、文法も分野も何もかもが違う。
関与している会社や団体も違う。
Javaはデータベースの権威的な企業Oracleが主な開発企業で、IBMも実装してだしている。
JavaScriptはFirefoxブラウザを出している非営利団体のmodzillaが中心的だが、googleなども実装系を開発している
Javaは企業向けの大規模なシステムによく使われていて、
JavaScriptは今はどの分野でも広く使われるが、最も多いのはウェブページに記述されてブラウザが実行する。
Javaは記述が長く冗長で開発時間が長く掛かりがちだが、過保護ゆえに安全
JavaScriptは記述には自由が効き、多くの記述方法が乱立してて、進化のスピードも早い、短く記述して直ぐに実行できるのスピード感ある開発ができる。が、Javaほど過保護ではない
解決方法はかなり茨の道
まずこの不幸というのはIT業界でしか起こらないとおもう。
プログラミングを使わない人たちの間で、JavaだろうがJavaScriptだろうが関係ないし、発注元が知らなくてもそれを経由する営業、PM、コンサルあたりがちゃんと要件を整流化できれば全然問題はない。
この不幸が長く伝えられてきたのはIT業界だ。ITの中で仕事をアサインしたり評価したりする層で知らない人がいることが不幸なのだ。
でも、JavaとJavaScrptは違いますよっていうのは長い間ずっと言われ続けてきたことなんだ。
20年は言われていた。
95年にJavaができて、その数年後にJavaScriptができた。
当初はJavaはアプレットというウェブブラウザ上でプログラムを起動する仕組みで流行っていた。
2000年になるちょっと前はJavaとJavaScriptは、ブラウザの近いところでよく2つをお目にかかっていたけれど、その頃から2つは違うぞと言われていた。
それはプログラミングなんかしない普通のネットサーフィンをしている高校生だって知っていたくらいのもんだ。
その後もTwitterでバズったり、ネット上で都市伝説や寓話のように語られたり、ずっとずっとネット上ではJavaとJavaScriptは違うと言われ続けていた。
パソコンにちょっと興味ある非プログラマでも知るレベルで言われているにも関わらず、
IT業界に身を置きながらそれを知らないというのは、かなりのアンテナの低さだ。
IT業界は広いから自分の知らない分野のことは沢山あるけれど、
少なくともこれは人をアサインするような仕事をしている人には常識であるべきことだとは思う。
これを知らずに2019年にたどり着いた人なのだ。
ここで違いを説明したところで、ググらないしTwitterやらないし各言語の特徴などWikipediaで見ないし、新しい単語を調べたりもしないだろう。
だからみんながネット上で幾ら注意喚起をしても絶対とどかない。
完全に隔たっている。
解決策はもうこうするしか無い
最終的にはもうコレしか無いと思う
- 公共広告機構(AC)で宣伝するしか無い
- 新聞に意見広告を載せるしか無い
- ワイドショーで取り上げるしか無い
- チコちゃんで取り上げてもらうしか無い
もうネット内で、業界内で行っても無理。
もう一般人と共に啓蒙していく他ない。
社内で勉強会とか、成果発表会とかやっても偉い人は
「おっやってるなわからんけど関心関心。でそれでどう売れるの?」くらいしか考えてないもん。
一緒に知識を広げていこうぜっていう当事者意識がないもん
マンガ村とかクソまとめサイトばっかりみてないで、テクノロジー関連の最新記事読んでくれよ。
飛ばし記事しか書かない日経ばかりありがたがってないで、テクノロジー関連のニュースメディアを読んでくれよ
でも、そんなの20年間この業界ですごしていて全くやらなかったんだろうから、今後もやらない。
だったら、もうACしかないでしょう。
業界の常識から世間の常識にランクアップさせる他ないでしょう