僕がメインで使っているPCのOSはArchLinuxなんだが、特に意味はなく、ホームディレクトリの各ディレクトリの容量を調べてみたらやたら多い。
そんなにデカイ容量を持っているファイルがあるという認識はなかったんだが、
自分のホームディレクトリを見てみると結構あるんだなこれが
./.gradle | 1.1GB |
./.vscode-oss | 1.3GB |
./.config | 1.4GB |
./.android | 7.5GB |
./.local | 13.4GB |
./.cache | 18.2GB |
主な大きいディレクトリをまとめてみた。
何のファイルが肥大化しているのかを確認する
上記の主なディレクトリの中身をみて、なんでそんなに肥大化しているのかを確認してみた
./.gradle | gradleのバージョンを入れたからそれで仕方ない |
./.vscode-oss | いっぱいエクステンション入れているから仕方ない |
./.config | Slack Chromium VSCodeででかい |
./.android | Android Studioのエミュレーターとか |
./.local | ユーザーが使用するローカルのデータとかが入る。まあウチはSteamだった。ゲームデータそのものが入っていた |
./.cache | yayのキャッシュがやたら多かった。コンパイルした時のデータですね |
調べてみると仕方ないものばかりだった。
gradleやvscode-ossはそれぞれのアプリで必要なものがここに保存されているから仕方ない。
.androidはなんなんだと思ったら、Android Studioのデータが置かれる場所だった。
エミュレータとかあるからデカいファイルがあっても不思議ではない。
.localはユーザー別の各アプリのデータとかが置かれる場所なんだが、その中で一番容量食っているところを探してみると、
Steamのところでやたら食っていた。
ゲームのデータそのものがここに置かれていたんだな。
キャッシュを削除しろ
というわけで、本当に必要のないファイルは結局の所cacheしかなかったというわけなんだが、
それでもこれだけで20GBくらいあるからね。
一番なにに使っているのかを調べてみると、yayつまりArchLinuxのパッケージマネージャが一番使っていた。
どうやらコンパイルしたファイルや、ダウンロードされたソースとかはここに置かれるみたいだ。
yayというのはpacmanという公式パッケージマネージャのラッパーみたいなアプリで、公式のリポジトリのデータは、/var/cache/pacman/pkg/ にキャッシュされる。
そこの容量も20GBくらいあって、
パッケージマネージャに40GBくらいキャッシュを溜め込んでいるということだよ。
このPCを使い始めてからまだ1年たってないのに…
yayやpacmanのキャッシュ削除
yay -Sc
キャッシュを削除するのは簡単。上のコマンドを実行するだけ。
結局これで30GBほどキャッシュが削除された。
ArchLinuxはこういうところにキャッシュが溜まるんだな
定期的に掃除をしなければならないなと思った。