【集中力アップ】集中することは緊張することではない。

「集中する」ということを促す側も行う側も集中と緊張を混同しているのではないか?

それは緊張という状態

何か失敗をしないように、「集中しろ」と言われたら
邪念を精神力で振り払い、
視点を一転に集め、
忘れてはならないことを頭の中で復唱したりしている人が多いのでは?

「集中、集中、集中、集中、集中」とか暗示をかけている人も居るかもしれない。

これらは緊張、つまり張り詰めた心の状態だ。

集中とは

集中は、やっていることに対してのみ考えていることではおなじだけれども、
頭はリラックスしていている。
つまり夢中になっている状態のこと。

誰だって好きなことをしていて時間を忘れることあるでしょう。
それが集中しているということ。

夢中になれば、時間も忘れることあるけども
それほど邪念が振り払われているってことだ。

緊張はいい結果をうまない

緊張してやっていれば、それなりの失敗を防げるだろうけれど
張り詰めた心で行なっていれば疲れてくるので長続きしない。
力が削がれたら作業のクオリティも下がって、失敗も多くなってしまう。

また、緊張は目の前の作業を失敗しないように行わせることはできるが、
それ以外のことに頭が回らなくなる。
集中しているときは、やっている事だけでなくその周辺のことも考えることができる。
だから閃きも起きる。

また、緊張により無理やり「集中」させる方法は、「集中」することに意識が行きがちで
作業効率はかなり落ちる

集中させるには

脳科学とか心理学とか知らないけれど、僕の経験上わかったことは、集中させるためには
好きになる、楽しみを見つけるという事しかないということ。

勉強でも仕事でも、嫌い意識があれば、
どんなに頑張って努力して困難に堪えても、大した効果はあげられない。

どんなことにも面白さがあると思うので、まずそれを探して見ることからはじめてみるといいでしょう。

また、後輩や部下に「集中しろ」という場合は、
叱責や強制的な命令ではなく、
褒めたり、公正な評価をして、プレッシャーではない期待を寄せることで
良い効果が生まれると思う。

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