働きアリ:2割程度は「働かず」 集団維持の仕組みか
働きアリの集団の中には常に2割程度の働かないアリがいて、働くアリだけのグループを作っても必ず働かないアリが出ることを、長谷川英祐(えいすけ)・北海道大大学院准教授(進化生物学)らが証明した。「働かないアリがいれば、別の仕事が生じた時にすぐに対応できる。仕事の効率は下がるが、集団を維持する巧妙な仕組みではないか」と推測している。
出典 毎日新聞
数日前の記事からだけれども
結構昔から言われていることだけれども、実際に証明されたらしい。
突発的な事態が生じたときのための予備人員ということか。
アリにもこのようなシステムが本能に仕組まれているのか。
興味深い。
何にも遊びは必要だ。
遊びというのは遊戯のことじゃなくて、ハンドルとかブレーキなどに設ける余裕のことと同じ遊び。
何か仕事をするときにはバッファ(余裕)を設けるのは当たり前の事で、人間も同じようなことをやっている。
100人が100人とも100%の力で仕事などできない。
具合悪い人もいれば、不慮の事故で仕事ができない人が出るのは仕方ないからね。
誰かが抜けてもマニュアル化するため
こういう人間が知恵により得たシステムを、進化により会得した生物もいるわけか。
全力を出すな
組織の事は置いといて、
個人でも同じような事が言える。
毎日毎日全力で動けるわけないし、
ちょっとキャパシティ超えたらつぶれてしまう。
大体毎日60%~80%くらいがんばれば良くて、
どうしようもない時に100%をごく短い間だけ頑張ればいい。
120%の力を出して!!
なんて出るわけない。
だから、仕事中に僕がはてブを巡回しているのも、
この余裕を設けて持続ある仕事を可能にするための知恵なのだ。
怠惰ではない!
計画的サボりだ。
受験勉強の時も同じように遊びを設けていた。
まず夜のテレビは見る。
11時には寝る。
たまには遊びに行く。
頑張る面だけ計画立てずに、頑張らない面も含めて計画を立ててこそ
持続した勉強や仕事ができる。
仕事のことばっかり考えていると仕事できなくなっちゃうゾ