【ネタバレ注意】ネタバレがあるヱヴァンゲリヲンQの感想とストーリーの整理

先ほどネタバレがない感想を書いたので、
ネタバレがある感想も書いておく。

まだ見ていない人は十分注意するようにしてほしい。
このアニメは展開を知ってしまったら驚きが半減する。

序破急のQなのだから、まさに急展開。
見ていない人はすぐここから出ていって欲しい。

一回だけしか見ていないが、一回見た中で整理したことを書いていこうと思う。

反ネルフの旗はどこから?

冒頭のチューリングマシンのような使徒?との戦闘はなんだ?
あの改弐号機が回収した四次元立方体の展開図のような箱はなんだ?

アレはおそらく初号機とシンジだと判断した。

衛星軌道上にある初号機とシンジをネルフから奪還するために葛城艦長が仕掛けた作戦なんだろう。

反ネルフ組織の名前は覚えていない。かっこいい名前だったな。

破からQまでの間の話は何が起こったのだろうか?
どのように葛城一佐は葛城大佐 葛城艦長となったのか?

そのヒントは破の次回予告にあるとおもう。

アレには幽閉されるネルフ関係者と言っていた。
という事はサードインパクトのあとネルフ本部は封鎖、ゼーレの息がかかった勢力が多くを知らない一般的なネルフ職員を幽閉なり隔離したんだろう。

何かしらの作戦で脱出に成功し、サードインパクトから生き残ったリリン=人類をかき集め反ネルフ組織を作ったんだろうね。
その母体は旧ネルフと国連軍だろう。

その設立にはおそらく加持リョウジが関わっていると思う。
彼はネルフのスパイでゲンドウの使い魔であり、ゼーレがゲンドウを監視するため送り込んだ刺客でもあり、日本政府のスパイでもある。
三重スパイだが、彼自身は誰かの見方というわけではなく、セカンドインパクトの真実を知りたいだけで、ゼーレやゲンドウのやり方には嫌悪感を示していた。

だから葛城たちをたすけ、ゼーレやゲンドウのやろうとしていることをリークして、その情報力で国連軍などをまとめたのかもしれない。

今生きているかどうかはわからないが、あの組織には重要な中心人物だろうね。
もしかしたら司令とかになっているかもしれない。

葛城艦長になるまで

ミサトさんは旧劇場版でもネルフに反感を抱いていて、本当の目的をしった直後にサードインパクトが起こってしまった。
加持さんも死んでいたし、一人では難しかったのかもしれない。

だが今回はかなり早いうちにゼーレやゲンドウの意図を知ることができ、行動に移すことができた。

旧でも早いうちにゼーレのことを知っていたら、ネルフに反旗を翻していただろう。
今回は幸運だったわけだ。

赤木副長の立場

リツコは旧のような破滅的な女ではなかった。

旧版ではリツコはゼーレやゲンドウの目的を知りつつも、ゲンドウとの不倫関係のため
本部ごと心中しようとした。

だが今回はあっさり葛城についてきている。
序破でもゲンドウとの関係を示唆する描写はなかったため、
そういう関係はないのだろう。

だがマヤの男嫌いは今回かなり強調されていた。
もしかしたらリツコとマヤの関係は精神的なものだけでなくかなり突っ込んだところまでになっているかもしれない。

姫と骨メガネ

骨メガネってなんだろうとおもったら、マリのメガネにはレンズが入っていないのね。
サードインパクト後が経済ボロボロで文明らしい文明ももうないのかもしれない。

だからレンズも作れないのかも…

アスカのプラグスーツも継ぎ接ぎだらけだし、エヴァもボロボロだしね。

彼女らはネルフユーロ支部の所属だけれども、新エヴァもあることから
ユーロ支部の多く合流してきているのかもしれない。

アスカは隔離されたままだったが、反ネルフ騒動が勃発した時に弐号機の残骸とともに回収されたのかもしれない。

ゼーレとネルフ

ゼーレは今回重要なことがわかった。
2001年宇宙の旅のモノリスと同じ存在だった。

彼らは珪素生命体で、人類が文明を持つ前から存在し、人類に文明を与えてきた存在らしい。

2029年ではゼーレたちは何かしらの装置によって制御されていた。
ゲンドウがそのスイッチを切ることで、彼らの命をたったようだった。

ゼーレたちが与えるシナリオどおりに動くことがネルフの重要な使命らしいが
ゲンドウと冬月はシナリオを修正することでゼーレとは違う目的を達成しようとしている。

ネルフ本部はゲンドウと冬月と綾波シリーズとカヲルだけしかいないみたいだが、
高度に自立したシステムで運営されているようだ。

もしかしたら制御できる人類がいなくなっても自立して人類補完計画を遂行できるような仕組みが 織り込み済みだったのかもしれない。

エヴァを製造するラインも自動でうごいているようだし。

チューリングマシンのような使徒はおそらくゼーレかネルフが送り込んだものかもしれない。

多くの使徒状の兵器を使っているので、使徒のようなものを作る技術ができたのかもしれない。

ゲンドウと冬月

彼らの目的はなんだろう。
あの寒々しいところで二人でいるのかな。
寂しいな。
ゲンドウの目的はゼーレとは違う何かがあるようだ。
きっと本当はシンジのことを愛しているし、そのために戻したいなにかがあって
そのために破滅的な道を選んでしまったのかもしれない。

冬月もユイにたいして思うところがあって、ゲンドウについてきているという旧版とおなじ気持ちがあるのかも。

フォースインパクトやファイナルインパクトを起こして得ようとしているのは人類補完計画じゃないとおもう…謎の解明には次回作に期待するしかない。

フォースインパクト

カヲルの魂はアダム。つまり彼は第一の使徒そのものだ。

それを鍵としてガフの扉を開き生命の部屋を開けようとしたが、彼は第13の使徒になってしまった。

それが意味することはなんなのだろう。

カヲルはゼーレともネルフとも違う目的がある。
だがそれを利用された。

彼はおそらく嘘はついていない。
もとに戻そうとしたんだろうけれど、それをゼーレに利用されたんだろう。

何かしらの細工を仕掛けられ、フォースインパクトが発動されそうになったが、
葛城艦長の仕掛けたトラップが発動し、カヲルは死ぬ。

だがゼーレが用意していたダブルエントリープラグの第十三号機にはシンジという鍵がもう一人いた。
アスカたちの働きでシンジを鍵として発動させずに済みフォースインパクトは失敗に終わる。

ゼーレ、ゲンドウ、カヲルの3者が綱を引きあったフォースインパクトはゼーレの意図が最も反映された形でおわったわけだ。

アヤナミレイ(仮称)と綾波レイ

綾波レイシリーズの初期ロットさんが今回出てくるが、彼女には魂はない。

アニメでの三人目の綾波みたいなもんだろう。

記憶のバックアップによりいくつかは覚えているだろが、サードインパクト時については知るよしもない。

綾波レイの魂は碇(旧姓綾波)ユイとともに初号機に存在する。

最後のシーンで綾波シリーズの人形はアスカたちと共にリリン=人類のもとに向かっていったからヴンダーに一緒に行く事になるだろ。
次回作でもしかしたら入れ物に綾波が入る可能性もあるよね。

碇シンジ

何もわかっていないくせに最も重要な人物。

エヴァを覚醒させたことでインパクトを起す鍵になりうる人間になった。

自分が綾波を助けるために人類を絶滅寸前にまで追い詰めてしまった。

それで自己嫌悪になり、いろいろな人に唆されてエヴァに乗ることになったけれど、
なんというか自分で考えて自分で決めろガキシンジ!

アスカが呆れるのもわかるわ!

次回作で成長を期待。

作品の印象

はじめは本当に驚いたが、
旧劇場版のインパクト後にもし人類が少し生き残っていたらっていうパラレルワールドを考えたら
ああ言う話になるのかな。
あの旧劇場版の絶望に葛城艦長が希望を届けてきてくれた。

次回、シン・エヴァンゲリヲンで最後どうなるのか気になるな。
再び人類が再生されれることをねがう。

あしゅら男爵みたいなエヴァしか残っていないが果たしてネルフを倒すことができるのか!!!

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