はてブで人気のエントリーに上がっていた、
子どもに言ってはいけない12の言葉だけれども、
これの内の殆どは大人にも言ってはいけない言葉だと思う。
もちろん大人と子どもの生活環境は違うけれども、本質は同じなんだよ。
そしてショックを受けることは大人も子供も同じ。
というわけで友達に、部下に、上司に、家族に、言っちゃいけない言葉と解釈してもしっくりくる。
ちなみに12個中2個は大人には当てはまらなかったので(子どもであるという立場を否定するという言葉だった)、
大人にも言ってはいけない10の事にしておいた
あんたが男の子だったら…
男だったらとか女だったらという事は、性差別と受け止められることになるかも。
子どもと違って大人は行間を読むから、親しい間のジョークならば問題は無いけれど、
上司が部下に「女であることが惜しいな」とか言ったら大問題。
遊ぶんじゃない(勉強しなさい)
勉強しなさいを仕事しなさいと置き換えてもいいかな。
もしくは真面目にやりなさいと置き換えてもいいかもしれない。
ポイントは楽しむなということ。
大人も子どもほどではないが、余暇も必要だし趣味も必要だし、適度の息抜きは必要だ。
有休とったっていいじゃないか、育児を親に任せて遊びに行っても良いじゃないか。
子どもだからまだ無理だ
大人の場合だったら、お前は経験がないからまだ無理だと言ったところか。
失敗を許さないタイプや完璧主義の上司が言いそうなセリフだ。
モチベーションが高い時にこんなこと言われたらやる気を削がれてしまう。
無理ならばどのように無理か、どのようなことをクリアしてそのステージに立てるのか、そういうことで納得させる事が必要でしょう。
時には失敗させてみたりすることも必要でしょう。
失敗するんじゃない!!
前の事と同じだ。
失敗を許さない体質は失敗を避けるあまり成功から遠ざかる。
失敗しても大ごとにならない仕組みを考えることが必要。
また、上に立つ者が責任を取る懐の深さが有れば下の者は挑戦をしやすくなる。
○○してはいけない
前例がないことをやらせない人が上司だったらそういう事を言う可能性があるね。
もしくは判断をさせない上司でもそういう事をいいそうだ。
判断をさせない事を強いる職場だと、組織は硬直化するし、人は変革を恐れるようになる。
人も組織も成長しなくなる。
子どもは向こうに行きなさい
大人だったら、新人は口を出すなとか下請けは下請けらしくしていろとかかな。
踊る大捜査線であれば、所轄は捜査に入ってくるなみたいなもんだな。
意見を言う事を許さないと意見を言えない文化になってしまう。
もちろん職域や権限ということもあるから、一概にはいえないけれど
頭ごなしに役職や外注ということで有益な助言を無駄にすることになる可能性もあるので、ナンセンスなしがらみで区別するのはやめよう。
あの子と遊んではいけません
これは大人子ども区別なく、誰それと親しくするなというのは言ってはいけないことだ。
社内派閥とか、会社内のいじめとかもあるからね。大人にこういうことをいう大人も存在する。
大人であれば自ら判断できるようになっているのに、友人のことまで介入されたらストレスがたまってしまう。
あと恋人同士とか夫婦であっても、友人関係に口出しするのは信頼関係に水を差す行為だろう。
言う事を聞きなさい
お言葉ですが…と反論したら、頭ごなしに言う事を聞けと圧力をかける人。
大人と子どもの間柄のように、上司と部下の関係は高い壁がある。
権力でねじ伏せられるとどうにもいえない。
そして、そう言われたら次には判断をする事を放棄する。
そしてその部下に部下ができたら恐らく同じことを言うだろう。
判断をできない人を大量生産する結果になる。
泣くな!静かにしろ!
大人だって感情が露わになるということはある。
でも泣けば良いと思ってるんだろと言われたりする。
大人だって失敗して泣いちゃうことだってあるさ。
そして泣くときはいつも唐突。泣こうと思って泣ける人もいるけれど、泣きたくないけれど泣いてしまう人の方が多い。
失敗したことでさらに辛く自分が嫌いになっているのに、さらに泣くことを否定されたら逃げ場は失われてしまう。
そんな時は時間を与えてほしい。
そっと席をはずしてほしい。
おまえなんかいなければよかった
親に言われるよりはダメージは少ないけれど、
でも存在を否定されることは辛いこと。
上司に言われたら、今までやってきた事を全否定されたようなものだ。
今までの努力は無駄だったのかと思ってしまう。
自分の立場が無くなってしまったと感じてしまう。