幽霊は通信やiPhoneをクラックするのか?幽霊がYoutubeアプリをクラックした

怖かった。

妻が「iPhoneでyoutube見てると混線することあるの?」という。
Wi-Fiで接続しているから、混線するとなるとつまり接続が確立されなくてブチブチ切れることになる。
そういうことなのかと思ったら違う。

「動画を見終わったら変な声が、男の人のようなんだけど、ボソボソ早口でしゃべるの」
これは…テクノロジじゃ何にもできない不具合ではないのか?
「男の人の声で…そういえば前にもyoutubeで…怖くなってすぐにアプリ終了して…」

前の時というのは、iPhoneでyoutubeを見ていたそうだが、その動画は何度も見ている音楽系の動画なのだけれど、
動画がおわるあたりで「助けてくれ!!!」と大きな声で聞こえたそうだ。
危ない!とおもってアプリを終了しようとしたが、アプリがフリーズしたように反応しなくて、iPhoneを強制終了したそうだ。
翌日僕がその動画を見てもそんな音声はなかった。

今日もそれと同じような謎の声が入っていたそうだ。
別の動画。だけれども同じシンガーの歌。
その時僕と息子は別の部屋で海猿の映画を見ていたので、恐怖に立ち会わなかった。
本当に良かった…

前回と今回は別の人?の声らしいけれど、iPhoneでコンタクトを取ろうとする幽霊はけっこういるってことか?
幽霊もスマホを使ってアピールする時代になったのだね。
ウチのおかんは全く使えないというのに…

youtubeからの通信に乗っかって声が届いたってことだよね。
youtubeからネットワークを伝って、auひかりのインフラを通って、モデムとルーターを通って、WPA2で暗号化されてiPhoneに届くわけだ。
どこで通信を傍受したのだ?
かれらは暗号化された通信を読み解けるのか?
地球の何処にあるかわからないサーバーに直接念を送るわけにも行かないだろうし、幽霊はTCP/IPプロトコルが実装されているのか?
SNSに現れたとか言う話を聞くけれど、httpとかhttpsとかも使えるってことか。

考えれば考えるほど不思議だ。
その時のログとか見てみたいものだ。

もっとも、そういう常識が通用しないから怪奇なのだ。
常識ではありえない挙動だってするんだろう。
きっと、見ているという意識と聞かせたいという意識が合致すればそういう現象に遭遇するというような、精神的な繋がりのみで現実の現象を超越できるのかもしれない。

何処にでもつながるインターネット。何処でも使えるスマホ。
これらの普及によっていつでも遠隔地の怪奇が自分のところで起きるってこともあり得るかもしれない。
カルフォルニアのサーバー室で起きた凄惨な事件の念が、ネットを通じて日本でTwitterをやっている人に伝わることもあるかもしれない。

もしくは、インターネットでつながっている先は現実ではない可能性もある。
Twitterでいつも話している人はすでに居ない人かもしれない。

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