昨日、疑似科学について書いたから血液型性格診断のことも思い出したので今日はこの事について書く。
いま、出産後の検診で血液型を調べないんだね。
僕の息子の血液型も調べていないから何型だか知らないんだ。
知らないという事は羨ましいね。性格のことについて他人にあれこれ決めつけられないんだからね。
僕は大体、知らないとか、適当にごまかして血液型性格診断の話題をすり抜けている。
SNSでも血液型については未回答だし、人に教えることもない。
それほどまでに僕は血液型性格診断が嫌いだ。自分の努力とは関係ない物によって、性格を決められたりして、
さらには裏血液型とか、曖昧な基準でなんとでも言えるその恣意的な基準で好き勝手言われてとっても嫌だ。
もちろん、自分の血液型性格診断嫌いという盲信によって息子の血液型を調べていないというわけではないぞ。
現在は、輸血をするときでも必ず血液型を調べるそうだ。
そりゃそうだ。本人が思っているものが違うことだってあるしね。
特に生まれたばかりの場合は親の血液が入っているから、誤検出されることもあるそうだ。
もしかしたら、自分は真面目な性格だからA型だとか性格から判断するというトンデモさんもいるかもしれない。
友人や家族が病気や怪我で血を求めている場合、自分の血液型を知らんければ、助けることができないじゃないか、と言う人もいる。
だが、そんな心配はない。
現在は輸血はストックされている血でしかしないそうだ。
隣に人をおいて直接輸血するというのは現在ではやっていない。
理由はその人がどんな病気を持ているとか、直前に飲んだ薬があるとか検査できないからだそうだ。
戦後直後は売血ってのがあって、自分の血を売りに病院に回る人がいたらしい。
僕の祖父はどこぞの誰だかわからない血を売った人から肝炎をもらったそうだよ。
献血をするときにどうするんだ!と言う人がいるが、大体どの血液型も足りてないんだから自分の血液型知らなくても献血にいけば良い。
それに献血後だって血液型調べるでしょう。問題はない。
医者が(しかも産婦人科と小児科と別の病院の小児科と複数の医者が)血液型を調べなくても問題ないというのだから、問題はないのだろう。