昭和の残滓 21世紀にも残る左翼活動家

僕は21世紀に入ってから大学を卒業した人だけれど、その頃でもうちの大学では左翼学生が沢山いた。
サヨクやネトヤヨやはてサなんて優しい物じゃない。共産主義的な革命を夢見る左翼だ。

革マルとか中核とかそういう団体があるけれど、つまりそういう団体の温床だった。
どの団体かは伏せておく。大学名がわかっちゃうからね。

彼らは一見普通の人なんだけれど、大学のロビーでよくビラを配っていた。
内容はナショナリズムの波と戦うとか、軍靴の音がするとか、アメリカの陰謀とか、ブルジョワどもの陰謀とか、共産主義の素晴らしさとか色々書いてあった。
まるで昭和に戻ったかのようだった。

彼らは、学生の自治権を盾に結構横暴なことをやっていて、サークル棟などを占拠したりしていて普通の学生にも疎まれていた。
ある日、サークル棟に貼りだされている彼らのビラが破られ捨てられていたことがあったのだけれども、
その事件が起こった次の日に大学内で配られたビラには
「軍国主義者の言論弾圧が大学内で公然と行われている。我々はこのナショナリズムの波に毅然と戦わなければならない」等と書かれていて、
彼らは何と戦っているんだとおもった。

彼らは大学生ではあるが、ちょっとふけている人もいる。
教授がいうには、八年目の除籍付近になると中退して再入学するらしい。
彼らの学費を払っているのはその団体、団体は会社も経営しているらしいし、支援する人も多いのだろうね。
つまり彼らはプロの学生。プロ市民みたいなプロ学生だ。

彼らは同じ左翼でも、ちょっとした違いがあって内部で抗争している。
異教徒よりも異端に対しての方が強く当たるということが歴史でもよくあることで、はたから見たら同じような団体が殺しあっている。
内ゲバっていうやつだね。
90年代に入っても、そんなことを続けていて殺人事件も起きたことがあるそうだ。

公安はこれらの団体を暴力団と同じように警戒して監視を続けている。

彼らは社会情勢の研究会とか平和について考えませんかとか、そういう聞こえのいい言葉で新入生を勧誘している。
高校ではこのような学校内での問題ってのはないので同じ学生だからと油断してしまうだろうけれど、
いまだにこのような大学はいくつかある。

特に古くからある大学だとそういうのが残っている可能性がある。

新しく大学生になる人は入学式の後の勧誘には気をつけよう。

 

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