解雇規制を緩和して流動性を上げるためにはどうすればいいのか?

解雇規制緩和の話がニュースで最近良く聞くけれど…
雇用の流動性を上げるためにはどうすればいいのだろう。
素人ながらちょっと考えてみた。

まず、現状の問題点として

  • 新卒至上主義で中途採用が少ない
  • 解雇されたら再就職が難しい
  • 企業としては採用のリスクが少ない非正規雇用に積極的で安定性が無い

といったところだろうか。

目指すべきところはここらへんかな

  • 新卒でも中途でも採用が活発
  • 再就職もしやすい環境
  • 正規雇用をしてもリスクが少ない

 

現状だと、解雇されたら再就職が難しいし、企業としてもおいそれと解雇ができない。
再就職できないから必死でしがみつくから非情な勤務状態でも甘受してしまう。
企業としては中々解雇できないから、解雇ルームとかで非人道的な扱いをさせたりして退職に追い込む。

理想だと、解雇されてもすぐ再就職できて、企業も楽に解雇ができる。
再就職もできるし、もっと良い会社もあるかもしれないし、労働者は自分をどんどん他の会社に売り込む。
世の企業は良い待遇をしないとすぐ辞めちゃうから待遇を良くしていく。

そう考えるとなんか良さそうな気もしてくる。

でも、最悪のシナリオだと
解雇規制が緩和されてどんどん解雇をする。
より賃金が安くよりリスクの低い非正規で雇う。
解雇されても再就職は非正規ばかりなので、解雇されたくないから必死で会社にしがみつく。
会社は簡単に解雇できるようになったので、より酷い労働条件で働かせるが社員は必死にしがみつくため奴隷のように働く。

うむ、今よりもっと酷そうだ…

先に雇用の安定化が図られていなければ、非正規ばかりになってしまう可能性もある。
そういえば準正規というようなさらなる階級を考えているとニュースであったが、そうなってしまうと最悪の化学反応がおきそうだ。
労働人口は変わらないのに正社員の数が減って準正規になる可能性がある。そうなるとより正社員として再雇用される可能性は低くなる。

でも僕はいつかは若干の解雇規制を緩和したほうがいいとは思っている。
お荷物の社員にかかるコストっていうのは結構大きい。
窓際族でも新入社員の何倍もの年収があるわけだしね。
さらにその人たちのおかげで若い人の採用が減っているのだろう。
新卒で雇用されなかったらもうおしまいというのも酷いものだ。

ただし、そのためにはまずは受け入れ先が整っている状態ではないと無理だろう。
だけれども…受け入れ先の会社が雇用できなければ実現できないし…
デットロックのような状態だね。

まずは景気回復して、雇用が活性化することから少しずつ流動性をあげていくというのが順当なのかもしれない。

あと、最も重要なことは企業側の不法行為に対しては厳しい制裁を課さなければならないこと。
解雇規制が緩和されたから、使い捨てのように社員を雇用して解雇するようなブラック企業が出てくるだろう。
そうならないためにも、まずいまの時点でサビ残企業やパワハラ企業などブラック企業は刑事罰を行い不法企業として発表して制裁をしなければ、会社側に有利な緩和にしかならないだろう。

というわけでまとめ
解雇規制を緩和して流動性を上げるための僕が考えたシナリオ

  1. 企業の不法行為に対して刑事罰などをおこないブラック企業を出さない社会にする。
  2. 新卒だけでなく35歳くらいまでの採用を行うように義務付ける。
  3. 雇用時の契約はしっかりと決めて給与や労働時間など雇用前にお互いに同意しなければならないようにする。
  4. 景気回復の流れに乗って雇用が回復してきたら、非正規ではなく正規雇用で雇うようにお願いをする。
  5. 非正規という概念を消していく。

といったところかな。
会社側の自由度も増える代わりに、労働者の権利も守られるようにして
お互いが対等の立場になるようにすればいいんじゃないかとおもう。

 

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