褒めることは虚栄心の塊の僕には難しい

人を叱るよりも褒めるほうが効果的だというが、叱るより褒めるほうがする側にしても難しい。

なんで僕は適切に褒められないのだろう。
なんか舐められそうとか、相手を持ち上げる事で下に見られそうというそういう感情があるのではないかと思う。
つまり自分の小さいプライドを守りたいという防衛本能が働いているのだろう。

悪口を言う人の心理は相手の立場を下にして相対的に自分の立場を上にするためという側面もあるが、
言ってみれば正当に褒めない心理も悪口と似たようなものではないかな。
消極的悪口というか、捏造などはしないが正当な評価をしないという面では不誠実だよな。

僕のように人間が小さいと積極的に自分を下にすることは怖くてできない。
そういうタイプだと、人の話を聞いてもまず否定から入る事が多いのではないか?

分かる。自分を認めてもらいたいという思いがあるが、積極的に売り込みにいけないチキンなので、
相手の行動を否定したり正当に褒めない事で相対的に自分の立場を守っているんだ。

でも、それは守っているつもりなんだよね。
正当に人を評価しない人は人からも評価されないし、否定から入る人にはだれも話をしなくなるんだろうな。
自分を守っているつもりでも結果は悪い方に向かってしまう。

それに褒めることは相対的に自分の立場が下がるというのは間違いだ。
相手がすごい人でも自分は自分だし、それによって色褪せることもない。
むしろ褒める事で相手も僕のことをきっと評価してくれるはず。

極めて自分本位な考えに終始しているが、今はそう思う。

まずは少しずつ相手の優れている点を見つけるリハビリをしよう。

 

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