Windowsを使っている皆様にはもう知っている方も多いかと思うけれど、そうでない方も結構いるかも。
意外と使われていないコマンドプロンプトの実践的な使い方。
100%をGUIで操作できるWindowsではあまり使う場面のないコマンドプロンプト
バッチ処理やFTPとかで使う場合があるかな?
でも、CUIは軽いからWindowsでも便利な時があるんです。
フォルダ表示がものすごく遅い時
いつの間にか数百にも及ぶファイルが溜まっちゃったフォルダ。
ネットワークが遅くてフォルダの表示が遅いネットワークドライブ。
一個一個のフォルダの表示が遅い上に、階層は深くちょっとストレスがたまる共有フォルダ。
そんな時はコマンドプロンプトで指定フォルダを立ち上げる。
> explorer “指定のパス”
これをやれば指定のパスのウィンドウが立ち上がる。
> explorer %cd%
これでカレントディレクトリのウィンドウが立ち上がる。
いちいちフォルダの表示に時間かけるくらいならば、コマンドプロンプトでフォルダの中身をみて、指定のフォルダになったらウィンドウを立ち上げる方式のほうがストレスレスだ。
cdコマンドはカレントディレクトリを移動するコマンドだけども
cd単体で実行するとLinuxのpwdみたいにカレントディレクトリを表示する。
%cd%で変数のように扱って、カレントディレクトリをexplorerコマンドに渡しているわけだね。
コマンドプロンプトからファイルを開く
> start “指定のファイル”
これを実行すれば、ダブルクリックした時に起動するソフトウェアでファイルを開くことができる。
cdコマンドとdirコマンドで自分の見たいフォルダの開きたいファイルを探して、startコマンドで起動する。
重いエクスプローラーでフォルダをいちいち開くのが億劫なら、試してみては?
ちなみにネットワークドライブ割り当ては
>net use z: \\192.168.1.1\hoge
というように指定すれば、指定のネットワークドライブがZドライブとして登録されるので、
コマンドプロンプトからでも見ることができる。
今日は職場で共有フォルダがものすっごーく遅かったので、この方法でファイル編集した。