ThinkPadにXubuntu13.04インストールした

5月ということで、先月リリースされたUbuntuをそろそろアップデートしなければならないと思っていた。

ただ、今回からLinux Mintに転向しようかとおもっていたので、Linux Mint15がリリースされるまでしばらくお預けだった。

ところが、母親が持て余して使わなくなったThinkPadを貰った。
ThinkPad E520なのでそれほど古くは無いようだ。

このThinkPadはかなり不憫な子で、海外に住んでいる僕の妹とのスカイプだけに使われていたマシンだったけれど
最近スマホとやらを手に入れたので全く使わなくなったのだ。

OSはWindows7で全く何も使っていなかったので新品のような物だった。
Windows代がもったいないけれど…Windowsなんて使う気は起きないので…
Ubuntuを入れることにした。

しかし、最近のUbuntuは重いし使いづらい。
軽くて、昔からのLinuxのUIに近いデスクトップ環境が欲しかったのでXubuntuにすることにした。

Xubuntu13.04でChromeのインストールができぬ

Chromeをインストールしようとすると libudev0が無いって怒られる。

12.10まではlibudev0を使っていたようだけれども、13.01からはlibudev1というライブラリを使うよになったので、Chromeがそれに対応していないらしい。
https://wiki.ubuntu.com/RaringRingtail/ReleaseNotes/Ja
ここによると、Chrome28から対応されるそうなので、それまで待とう。
ちなみに6月リリースだそうだ。

Chromiumは問題なく使えるので、そっちを使えばいいだろう。
(ChromiumとはChromeのオープンソース版で、ここからいくつかの機能が追加されてChromeとしてリリースされるそうだ)

サポート期間が短い

今回のサポート期間はかなり短く9ヶ月だそうだ。
来年の1月にはサポートが切れるので、素早く13.10にしないとならない。
一個前のバージョン12.10のほうがサポート期間が長くて、2014年4月までになっている。
サポート期間の面では少し不利になるな。

XPのサポートが切れるということで、今更世間が騒いでいるけれど、
本当にWindowsは長くサポートしてくれて至れり就くせりなのだから、XPのサポートが切れることで怒らないでほしいね。
Ubuntu 13.04なんてリリースから9ヶ月でサポートが切れるというのに…

勿論無料という有利さはUbuntuにはある。だからWindowsとは状況が違うのはわかる。
最先端技術を追うという姿勢も必要だし、僕もそれに賛同だ。
それにどんどんリリースされるのは楽しみで、僕は苦にはならない。

だけれどもXPから転向してUbuntuデビューする人は気をつけて欲しい。
頻繁にOSのアップグレードやインストールが発生する。
ディストリビューションのアップグレードの機能があるが、100%成功するわけではない。
僕は12.10にアップグレードする時に失敗してクリーンインストールする羽目になった。
Linux Mintは新しいバージョンがでたらクリーンインストールをしたほうがいいらしい。

だからWindowsのようにずっと同じOSを使って、たまに酷い障害が発生した時にOSインストールを行うというものではなく
かなりの頻度でインストールに付き合うことになる。

まあ、それもまた楽しみではあるけどね。

ちなみにUbuntuにはLTSという長期サポートしてくれるバージョンもあるので、それを使い続けるというのも手だ。
(現在は12.04がLTSで2017年4月までサポート)

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